日本酒「福島大の純米吟醸」発売 お披露目試飲会で乾杯

 
学生らとともに試飲する参加者(中央)

 福島大経済経営学類小山良太ゼミの学生が酒米作りから携わった日本酒「福島大の純米吟醸」の販売が8日、同大生協やJAふくしま未来の直売所、スーパーマーケット「いちい」などで始まった。

 同日、福島市の同大で関係者向けのお披露目試飲会が開かれた。  ゼミ長で同学類2年の高村爽さん(20)が「松川アグリ農産や金水晶の協力を得て日本酒をお披露目することができた。多くの方に飲んでもらいたい」とあいさつ。中井勝己学長の発声で乾杯した。

 酒造好適米「五百万石」を使用した日本酒で、同市松川町の金水晶酒造店が醸造した。火入れ酒の「福」と生酒の「結」の2種類で、今年は初めて「福」の300ミリリットル入り小瓶も製造した。

 価格は、720ミリリットル入りが2種類とも1706円(税込み)。「福」の300ミリリットル入りは700円(同)。現在、同商品を取り扱う店を募っている。

 問い合わせは県酒類卸(電話024・545・8020)へ。