新酒「鮫川21」16日限定発売 鮫川、「幻のお米」使用

 
16日に発売される「鮫川21」

 鮫川村の西山成苗組合が育てた酒米で仕込んだ新酒「鮫川21」は16日から、醸造元の白河市の大谷忠吉本店で販売される。2680本限定。お披露目会が7日、同村のさぎり荘で開かれ、関係者が新酒の完成を祝った。

 鮫川21は、栽培が難しく「幻のお米」と呼ばれる農林21号を使った原酒純米吟醸。720ミリリットル入り税込み1200円(箱入り同1250円)で販売される。

 お披露目会には約10人が出席。高野博光組合長が「地域住民に喜ばれる酒にしていきたい」とあいさつし、同店の大谷浩男代表が「フルーティーですっきりしている」と新酒の出来栄えを語った。

 白坂利幸副村長の発声で乾杯し、出席者がおいしい新酒を味わった。

 問い合わせは同店(電話0248・23・2030)へ。