女性が楽しめる日本酒「福がある」 原料、デザインにこだわり

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「福がある」の瓶にシールを貼る田村さん(左)ら福島県南酒販の女性社員ら

 「同世代の女性に日本酒の魅力を伝えたい」と、福島県南酒販(郡山市)の女性社員が仕込み段階から携わった純米吟醸酒「福がある」が完成した。20日に販売が始まる。リーダーの田村茜さん(31)は「デザインにもこだわった。日本酒に親しむきっかけの酒として、女子会などでも飲んでほしい」と期待を込めた。

 担当したのは田村さんと鈴木成美さん(29)、熊島なつきさん(28)、木田紗也香さん(26)。「お酒は飲むが、日本酒はあんまり」「興味はあるが、何を飲んだらいいのか分からない」という周囲の女性の声を聞き、末廣酒造(会津若松市)と開発に挑戦した。

 県産にこだわり、原料米に会津産夢の香、酵母にうつくしま夢酵母を使用。日本酒の初心者でも飲みやすいように、華やかな香りとすっきりとした味わいを楽しめるように仕上げ、飲みきりサイズの500ミリリットルにした。

 目を引き、手に取りたくなるようなデザインにもこだわった。瓶は日本酒では珍しいという白のスモークガラスで、「fukugirl」の赤い文字で埋めた。商品名は福島産を示す「福」、女子を意味するガールの「がある」の組み合わせで、飲んだ際の幸福感を「福がある」の言葉で表現した。

 4人は1月の洗米から仕込みに携わり、15日には末廣酒造博士蔵(会津美里町)でシール貼りや箱詰めの作業を行った。1本税別1300円。県内のスーパーや酒販店で扱う。問い合わせは福島県南酒販営業統括部へ。