末廣酒造と興福寺コラボ!独自ラベル「純米吟醸末廣」限定発売

 
末廣酒造と興福寺が連携して販売する「純米吟醸末廣」=奈良市・興福寺国宝館ショップ

 福島復興祈念展「興福寺と会津~徳一がつないだ西と東」を記念し、末廣酒造(会津若松市)と興福寺は、オリジナルラベルの「純米吟醸末廣」を限定販売する。7日から興福寺国宝館ショップで先行販売が始まった。

 ラベルはアニメ会社の福島ガイナ(三春町)がデザインを担当した。会津の「赤べこ」と、奈良の「鹿」をモチーフにして酒を酌み交わすイラストで親しみやすい絵柄に仕上がっている。純米吟醸末廣は、みずみずしい香りとまろやかな酸味が特徴で、価格は1600円(税別、720ミリリットル)。

 今月中旬から会津若松市の末廣酒造嘉永蔵で販売されるほか、東京都内の日本橋ふくしま館「ミデッテ」と奈良県アンテナショップ「奈良まほろば館」でも販売予定。展覧会開幕後は県立博物館などでも販売される。

 興福寺の辻明俊執事は「すっきりとして夏に合う酒。この酒を通して展覧会に関心を持ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。