福島県日本酒ブース『大盛況』 米・ニューヨーク試飲イベント
県は、米ニューヨークで21日に開かれた世界最大の日本酒試飲イベント「ジョイ・オブ・サケ」に県産酒のブースを初出展し、県内15蔵の29銘柄を振る舞った。国内での品質評価を確立した県産酒の魅力をあらためて世界に発信、来場者約1200人が本県の「SAKE(酒)」などを堪能した。
イベントは昨年のインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)日本酒部門で世界一に輝いた「奥の松あだたら吟醸」の鏡割りで開幕した。用意した県産酒と県産食品が全てなくなるほどの盛況ぶりを見せた。県によると、県産酒を口にした現地の日本酒ファンからは「口当たりが良く、飲みやすい」「バリエーションが豊富で、飲み飽きない」などの声が聞かれた。
米国は県産酒の最大の輸出先になっており、県は、今回のイベントを足掛かりに一層の県産酒の売り込みを図る考え。
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