福島市松川町の美郷長寿会（大久保嘉久会長）の会員２６人は７日、社内見学のため福島民友新聞社を訪れ、新聞制作に理解を深めた。
　メディアについて見聞を深めようと実施。記者が取材してから新聞が家庭に配達されるまでの過程をビデオで学んだ後、編集局整理部で見出しの付け方などの説明を受けたり、最新鋭のコンピューター機器が並ぶ電算編制局を見学した。
　大久保会長は、「地域ごとのローカル色を出すための紙面上の工夫や、さまざまな事業を幅広く展開していることを知った」と感想を話していた。

　福島市の福島大付属中（白石豊校長）の２年生６人は３０日、社内見学のため福島民友新聞社を訪れ、新聞ができるまでの過程を学んだ。
　「情報」をテーマに学習を進めている総合的学習の一環として訪れた。生徒は記者が取材して原稿を書いた後、さまざまな工程を経て新聞が作られていく様子をＤＶＤで学習した。
　この後、コンピューターシステムが稼働する編集局を見学し、記事が紙面にレイアウトされる様子の説明を受けた。
　深谷礼さん（１３）は「多くの人が関わって新聞ができていると分かった。正確な情報を伝えるために頑張っている姿に感心した」と話した。