ウオークビズを、県民運動の効果PR 内堀雅雄知事と鈴木大地長官

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歩きやすい靴を履き「ウオークビズ」をPRするスポーツ庁の鈴木長官(左)と内堀知事=10日午後、福島市

 「健康」をテーマとした県民運動をアピールする初のフォーラムが10日、福島市で開かれた。内堀雅雄知事と鈴木大地スポーツ庁長官が歩きやすい靴や服装で出勤する「ウオークビズ」の普及に向け「無理なく体を動かすウオークビズで笑顔の輪を広げ、元気で健康な福島をつくる」と発信した。

 福島県は昨年4月、健康増進を目指す新たな取り組みとしてウオークビズの推進を宣言。県や東邦銀行、福島銀行、中合が実施する一方、全県運動に向けては認知度が課題となっている。スポーツ庁も昨年10月から、歩くことを推奨する「ファンプラスウオークプロジェクト」に取り組んでいる。

 内堀、鈴木両氏は対談でウオークビズの魅力を説明。屋外イベントなどでウオークビズを実践している内堀知事は、本県のメタボリック症候群の割合が全国ワースト3位の現状を踏まえ、「動機は危機意識にある。手軽に続けられるのが魅力。県民全体が自分にできる運動をしてほしい」と強調。鈴木長官は「働き手の健康が結果的に企業の生産性を上げる」と述べた。

 ◆鈴木長官、県庁取り組み視察

 鈴木長官は県庁を訪れ、階段の利用を促進するため、各階に貼り付けられた激励の標語や「立ち会議」など県の取り組みを視察した。鈴木長官は職員との意見交換会にも臨み、毎朝13階にある職場まで歩いて出勤するなど日常的に体を動かしていることを紹介した。

 意見交換会後、「メタボ(メタボリック症候群)の割合が多いことをチャンスと捉え、健康長寿の先進地になってほしい」と本県にエールを送り、「(政府も)東京五輪を一過性にせず、レガシー(遺産)として健康づくりや生き生きとした生活を根付かせられるようにしたい」と述べた。