「バランス食」「減塩」重要性発信 心身の健康対策に149億円

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 11の重点プロジェクトのうち、「心身の健康を守る対策」には前年度比71億円減の149億円を計上。このうち健康長寿の県づくりに関わる事業費は9億5400万円で、前年度比7100万円の増額となった。

 新規事業では、野菜摂取量が少なく、塩分過多の傾向にある県民の食生活改善のため、バランスの良い食事や減塩の重要性を発信する啓発事業に取り組む。バランスの良い食事(主食・主菜・副菜)に減塩を組み合わせた形を「ふくしまの食の基本」として発信。普及啓発、食環境の整備、人材育成を図り、県民の食行動や栄養摂取状況の改善を図る。

 また国民健康保険加入者の健康データを分析する仕組みを開発し、市町村の健康づくりを支援する。知事をトップとする新たな推進組織を発足し、首長や企業のトップを対象としたセミナーも開く。健康に関する問題を出題する「ふくしま健民検定」は問題数を増やしたり、企業の参加を促す取り組みも行う。組織改正も行い、「健康増進課」を「健康づくり推進課」に改編、地域包括ケアシステムと健康づくりを一体的に推進する。内堀雅雄知事は記者会見で「県民の健康指標の状況は厳しい。この状況を脱却するという思いで取り組む」と意欲を示した。