「Jヴィレッジ」歩いて体感 全面再開記念、聖地の魅力満喫

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天然芝ピッチを眺め、全面再開したJヴィレッジを歩く参加者=21日午前

 国内有数のサッカー施設、Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)の全面再開から一夜明けた21日、同施設を発着点にウオーキングイベント「全面オープン記念 Jヴィレッジを歩こう」が開かれた。参加者は完全復活を遂げたサッカーの聖地と周辺地域を歩き、着実に進む復興を肌で感じた。

 福島民友新聞社、読売新聞社の主催。福島県内外から約300人が参加し、12キロと5キロの2コースに分かれて出発。2月下旬にサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が合宿で使った天然芝のピッチや、ドーム型の屋根に覆われた国内唯一の全天候型練習場の近くなどを散策し、Jヴィレッジの魅力を満喫した。

 約10年ぶりにJヴィレッジを訪れたという楢葉町の女性(78)は「高齢だし、イベントがないと地元を歩かない。天然芝がとても美しく、大勢の人に愛されると思った」と地域の魅力を見つめ直すきっかけになった。

 いわき市の病院職員、男性(62)は「震災前よりも施設が充実している。東京五輪のさまざまな競技の合宿で活用し、地域の復興につなげてほしい」と願った。

 開会式では、福島民友新聞社の菅野芳美取締役事業局長が「全面オープンしたJヴィレッジと周辺を思い思いのペースで散策してほしい」とあいさつした。

 ◆健康保つ運動紹介

 ウオーキングイベントでは、ロンドン五輪マラソン日本代表の藤原新さん、全国各地でスポーツ体験教室などを開催しているアスリートセーブジャパンのアンバサダー湯田友美さんがゲストとして登場。参加者に健康を保つための運動のポイントを指導した。

 藤原さんは「健康寿命に必要なのは筋肉」と強調。いすに座った状態から背筋を伸ばしたまま立ち上がるスクワットなど、自宅で簡単に取り組めるエクササイズを紹介した。湯田さんは、片足立ちで右手と左手を交互に上げる運動を続けることで「少しずつ三半規管が鍛えられる」と説明した。