子どもの歯肉炎

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 丁寧な歯磨きが大切

  歯肉に炎症が起き、赤く腫れて出血しやすくなる病気を歯肉炎といいます。子どものむし歯は減少していますが、歯肉炎は増加傾向にあります。健康な歯肉は、歯と歯の間の歯肉が三角形にとがった状態で、きれいなピンク色をしています。触ってみるとしっかりした感触があります。

 子どもの歯肉炎のもっとも大きな原因は口の中の汚れによるもので、不潔性歯肉炎といいます。歯磨きが不十分で歯の根元に歯垢(しこう)が残っている場合に起こります。そのような歯肉は充血して濃赤色となり、腫れてブヨブヨしています。また、歯みがきのときに出血することもあります。特に磨き残しが多く歯肉炎になりやすいところは、上下の前歯のくちびる側と奥歯のほっぺた側の歯肉です。

 不潔性歯肉炎は、歯垢を取り除くことによって自然に治って行きます。そのためには、歯の根元を歯肉も一緒に丁寧に歯磨きをすることが肝心です。しかし、歯肉が腫れているときに強くこすると出血しやすく、痛むこともあります。はじめは柔らかめの歯ブラシを使ってやさしく磨くことが大切です。また、歯ブラシは大きく動かさずに小刻みに横磨きしましょう。

 子どもの歯肉炎を予防するには、毎日の丁寧な歯磨きが大切です。特に低年齢の子どもの場合は、仕上げ磨きで口の中をよく見ながら磨くようにしましょう。また、食べ物の好き嫌いをなくし、バランスのとれた食事と規則正しい生活をすることも、健康な歯肉を保つ上で大変重要です。

(県歯科医師会)