ガルバニ電流

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 金属材料の咬合などで発生

 歯科治療ではさまざまな種類の金属材料が用いられます。保険治療では一般的に金銀パラジウム合金というものが多く使用され、冠や詰め物、入れ歯のバネや床など多くの場面で応用されます。

 このほかに主だった物では金合金、銀合金、ニッケルクロム合金などがあります。また、アマルガムという詰めるタイプの金属材料もあります。それぞれの金属に一長一短があり、治療の時期や補綴(ほてい)物の種類により使われる金属が異なるため同じ口腔(こうくう)内に異なる金属材料があることは一般的です。通常は、口腔内では安定しているため異種合金が使用されても問題はありませんが、時としてこれらの異なる金属材料が咬合(こうごう)などで接触することで金属間に電位差が生じピリッと電流が流れることがあります。これを「ガルバニ電流」と呼んでいます。

 金属が異なれば必ず起こるというものではないのですぐに全て同一の金属に入れ替えなければ大変だということではありません。しかし、時々ピリッとする、金属の味がするなどといった症状がある場合は、これら異種の金属による「ガルバニ電流」や金属の「腐食」も考えられるため、早期に歯科医にご相談してください。

(県歯科医師会)