誰でもできる"お口のケア"

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 1日4回のブラッシング

 歯を失う原因のほとんどは、むし歯と歯周病です。いずれも感染症ですので、原因(歯垢(しこう)など)を取り除く事が大切です。

 歯科衛生の統計では、自分の歯が20歳で28本、50歳では23本残る結果になります。20歳から50歳までの30年で5本なくなるわけです。50歳から80歳の30年では18本失っています。つまり、50歳から急激に歯を失う事になります。逆にいうと、50歳まではどんな生活習慣でも、歯はかなり保存されます。

 むし歯と歯周病は生活習慣病ですので、長い間の生活習慣を変えられないことが原因になるのです。昔は「人生50年」でした。50年もてば問題ありませんでした。しかし、現在は「人生80年」時代です。健康な生活を送るには、歯を残すことがとても大切です。

 一方、健康な歯と比較した総入れ歯の噛(か)む能力は、17〜25%しかありません。歯を失う事は、噛んだり食べたりすることが難しくなるだけでなく、全身の健康にも影響があります。

 歯を残す一番のポイントは、1日4回ブラッシングをする事です。これでかなり保存される可能性が高まります。また定期的にかかりつけの歯科医へのメンテナンスも大切です。さらに介護を受けて、自身でブラッシングできない時は、介護者の人が無理のない範囲で食後に限らず、まず1回から始めてはいかがでしょう。

 お口のことで心配な事がありましたら、かかりつけの歯科医や県、地域の歯科医師会へご連絡ください。

(県歯科医師会)