歯の破折に要注意

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 神経抜いた歯

生じやすい

 高齢化社会が進行している現在、歯をできるだけ長持ちさせ、できるだけ自分の歯で食事することが大事であるといわれていますが、実際に歯を喪失する原因は大きく分けて三つあります。

 一つ目はむし歯です。むし歯が進行して歯肉の下深くまで達してしまうと、保存することが不可能になってしまいます。

 二つ目は歯周病です。歯周病とは歯を支える歯茎や骨が破壊されてしまう病気で、歯周病が進行すると抜歯を余儀なくされてしまいます。

 三つ目は歯の破折です。主にかみ合わせの力によって歯が割れてしまうもので、一度割れると隙間に汚れが残ってしまい感染源になるとともに、歯の動揺を繰り返すことで隙間が少しずつ大きくなっていき、最終的には、いわゆる割れた状態になってしまいます。

 歯の破折は主に神経を抜いた無髄歯と呼ばれる歯に生じやすいため、極力歯の神経を保存することが大事です。運悪く無髄歯になった歯は、破折を防ぐためにかみ合わせの面全体を金属の冠でかぶせて保存したり、咬合(こうごう)力が集中しないように調整を定期的に行って破折を予防することが重要になります。また、神経のある歯においては、外傷や歯ぎしりなどで歯が破折してしまうこともあります。歯ぎしりでの歯の破折防止には、定期的な調整のほかにナイトガード装着などが有効です。

(県歯科医師会)