元気で長生きするために

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 口内ケアと早期治療重要

 日本人の平均寿命は延びて、世界に誇る長寿国になっています。しかし、要介護高齢者の増加などの問題があり、単に平均寿命を延ばすことが大切ではなく、その中身が大切になっています。

 健康寿命とは、日常生活を一人でできる期間ともいえます。厚生労働省では、「一人一人の健康寿命を延ばすために」という目的で、「転倒骨折予防」「閉じこもり予防」とともに、「気道感染予防」を要介護予防のため、またその進行を防ぐための3本柱の「介護予防」に提案しています。

 誤嚥(ごえん)による肺炎には、食事中の誤嚥によって起こるものばかりではなく、口の中の細菌が気付かないうちに唾液と一緒に気管・肺に入って起こる「不顕性誤嚥」と呼ばれるものもあります。

 【誤嚥性肺炎の予防法】

 これは、嚥下(えんげ)反射を刺激するものと、口内ケアの二つの方法が知られています。

 嚥下反射の刺激は、飲み込みを良くすること。ある程度の刺激のあるもの(辛いものや、酸っぱいものなど)を食べることも、時には効果があります。寝たきりの方では、食事の姿勢に気を配ったり、食前に、アイスマッサージといって、冷たいものでノドの奥を刺激することなども、誤嚥を予防することに役立つといわれています。

 口内ケアは、入れ歯も含め、歯磨きをして清潔に保つことです。

 元気で長生きするために、むし歯や歯ぐきの病気も放置せず、早めに治すことも「健康寿命」を延ばすことにつながります。

(県歯科医師会)