味覚機能

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 高齢化や口の衛生で変化

 年齢とともに、食べ物に対する好みが変わるといわれます。濃い味付けを好むようになったり、軟らかいものを多く取るようになったりすることです。これは、味に関する感受性が変わったために起こります。

 口の中には味を感じ取る味蕾(みらい)という組織があります。その多くは舌の表面にあるといわれています。

 味物質が唾液に溶けると、味蕾の中にある味細胞を刺激して、それが脳に伝わって味を感じることになります。

 残念ながら、年を重ねるにつれて味覚機能は低下します。味には基本的に甘味、塩味、酸味、苦味の四つがあります。このうち甘味、塩味は、年を取るにしたがって味を感じにくくなる傾向があります。また、口の衛生状態が悪くなると、味を感じにくくなるといわれています。

 従って、口の衛生状態が改善されれば味覚が回復し、砂糖や塩などの調味料の使用量を減らすことができるのです。また、よくかんで食べることで、唾液が分泌し、消化もよくなります。

 むし歯や歯周病のない、よくかめる口を目指して、日ごろの手入れと、1年に1回程度、歯科医院で定期点検を受けてはいかがでしょうか。

(県歯科医師会)