子どもの歯の矯正治療

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 成長変化を予測して対応

 子どもの矯正治療はいつから始めるのがいいのでしょうか?

 症状や年齢、心の問題などのさまざまな要因から治療のタイミングを図ります。すぐに開始した方がよい場合もありますが、あえてそうしない方がよい場合(永久歯に生え替わってから治しても結果が同じ場合)もあります。

 子どもの矯正治療には二つのタイミングがあり、2期治療は永久歯に生え替わってからの矯正治療を指します。1期治療は乳歯と永久歯が混在している時期(混合歯列期)に行う矯正治療で、主に7〜10歳くらい、治療期間は1年以内が目安となります。早期治療と呼ぶこともあります。1期治療を行うのは次のような場合です。

■1期治療を行うことで、2期治療を行う必要がなくなる場合

■同様に、2期治療での負担が軽減できる場合

■1期治療を行わないと、歯にダメージを与えたり、顎骨(がくこつ)の成長発育に悪影響を与える心配のある場合

 乳歯列期から積極的に行い、ひどくならないうちに治してしまおうという考え方は、正しいように思われがちですが、歯並びやかみ合せの問題は病気とは異なります。

 本来、成長発育の中に組み込まれている生まれ持ったものが成長とともに出現(顕在化)してくるパターンが多いため、早く始めただけでは対処できない場合が少なくありません。

 将来にわたっての成長変化を予測した治療計画に基づき、できることを目標として取り組むことが、余計な負担や無駄な治療を避ける意味からも大切といえます。

(県歯科医師会)