食事と飲み物

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 水分の取り方工夫して

 私たちが1日に必要な水分量は、成人に比較して小児の方がより多く必要です。これは小児の代謝が成人より活発なことが理由です。

 水分摂取は生活サイクルに合わせることが大切です。時間に関係なくだらだら飲んだり、一度にたくさん飲んだりせず、代謝が活発な時間帯(特に午前中)に多く摂取した方がいいといわれています。

 ここからが本題です。日本小児歯科学会の調査で、対象とした3〜15歳の小児の約70%が「食事中によく水を飲む」、約20%が「食べ物をよくかんでいない」という結果が出ています。

 ものをよくかむことは、唾液の分泌を促し、これにより食べたものが唾液と混じることで適当な硬さの塊となり、飲み込みやすくなります。また唾液のアミラーゼ消化酵素が糖質を分解して、体内で吸収しやすくします。

 食事中に口の中に食べ物が残った状態で、あまりかまずに水分を摂取すると、流し込みの状態になります。これでは唾液の分泌は少なくなり、本来の役割を果たせなくなります。また、このような習慣は、肥満を招くとの指摘や、不正咬合(こうごう)との関係も指摘されています。よくかんで食べることは、とても大切なことなのです。

 ぜひ、食事中の水分の取り方を工夫してみてください。

(県歯科医師会)