原因金属特定し治療を

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 金属アレルギー 

 歯科治療では、金属による修復物を口の中に入れることが多くあります。

 通常は保険治療に多く用いられる「金銀パラジウム合金」や、入れ歯に多く使われる「ニッケルクロム」「コバルトクロム」などが代表的であり、自費治療では金やプラチナなどの貴金属が代表的です。最近ではジルコニアも使われています。

 金属アレルギーが疑われる場合、血液検査やパッチテストを行い、原因金属を特定します。

 使用頻度の高い金銀パラジウム合金の場合、その主成分は60%以上が銀になります。銀によるアレルギーの可能性も高いですが、先入観は危険ですので、必ずパッチテストを受けて原因を特定することを勧めます。

 県内では奥羽大学口腔(こうくう)外科によるアレルギー診断の講習が行われ、対応できる歯科医院も増えてきました。しかし一方では、パッチテストは数多くの種類の金属イオンを使用するため、歯科医院では常備が困難であり、特定の医療機関への紹介になることが多くなります。

 口の中から金属を取り除いたら、アレルギー症状が改善した、疲れにくくなった、原因不明と思われた病気が改善した、などの多くの報告がされています。

 思い当たる方は、最寄りの歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか。 

 (県歯科医師会)