高度上がれば線量も上昇 

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高度上がれば線量も上昇

イラスト・seesaw.

 原発事故前の日常生活では、周辺環境のどこから放射線を浴びていたのでしょうか。われわれは、宇宙と大地から発せられる放射線を浴び、空気と食べ物に含まれている放射性物質を取り込むことで被ばくをしていました。

 宇宙からは宇宙線という放射線が降り注ぎます。飛行機で上空に上がっていくと、空気が薄くなるため放射線量が増えます。パイロットやキャビンアテンダントは、地上にいる時よりたくさん放射線を浴びます。地上にいる時に比べ、飛行高度により単位時間当たり数十倍以上の被ばくをすることがありますが、それにより健康が損なわれたという報告はありません。宇宙飛行士は1日で地上の1年分以上の被ばくをすることすらあります。

 宇宙線による被ばくは世界平均で年間0.39ミリシーベルト。周辺環境からの被ばく全体の16%程度を占めます。