「被ばく」流通食品影響なし 

 
「被ばく」流通食品影響なし

 内部被ばくの主な原因は汚染された食品を摂取することです。汚染を避けるため、流通する食品に対して検査がなされています。

 南相馬市で4年間行われているホールボディーカウンターによる検査データでは、流通する食品を食べていて内部被ばくが増えている人はいません。そして県内産を避ける、または避けない、家庭菜園をしている、またはしていないなどいろいろな選択がありますが、どの場合でも被ばく量は変わっていません。

 天然の放射性物質は全ての食品に含まれますし、環境中には放射線が大なり小なり必ず存在します。被ばくの影響は、あるかないかではなくてその「量」が問題です。

 流通食品を購入する際、産地を選ぶことと選ばないこと、これによってその「量」が変わる状況にはありません。多くの農家の皆さんの努力の結果だと思います。