安全と危険の境ではない 

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安全と危険の境ではない

 放射線には年間1ミリシーベルトや20ミリシーベルト、食品の1キロ当たり100ベクレルといったさまざまな「基準値」が存在します。いろいろな数字が登場し、一体どのぐらいなら安全なのか混乱することもあるかと思います。

 よく誤解されますが、そもそもこれらの基準値は、それを「下回っていれば安全」と「超えてしまうと危険」を分ける、境界となる値ではありません。

 例えば、年間で追加被ばくが「1ミリシーベルト」という値は、がんを含む健康影響を懸念するレベルに比べても、十分に低い値です。もともと自然に存在する放射線からの被ばく量は場所によって異なり、国内でも場所により年間で1ミリシーベルト程度の差(ばらつき)があることからもお分かりいただけると思います。

 もちろん、いくらでも被ばくしてよいという話ではありません。安全と危険の境ではなく、長期的に目指す目標の値として設定されています。