安全性担保し基準値設定

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 放射能検査には、検出下限値といってその測定器で調べることができる限界の値があります。測定する食品中の放射能があまりにも少ないと、検出することができず、「不検出」となります。

 不検出だけれども、ゼロではないかもしれない。不安は当然です。

 ただ、ゼロではないかもしれないことは、全ての化学物質を扱う際に問題となります。この食品に農薬は1グラムも入っていないことは分かった。では「0.1グラムは?」「0.01グラムは?」。時間と労力をかければ、ゼロに限りになく近くまで計測可能かもしれませんが、ゼロの証明はできません。この問題をクリアするため、十分に安全性の担保された基準値が設定されます。

 食品検査に使用される測定器の検出限界は、1キロ当たり10~20ベクレル程度。この値は測定器の種類や測定時間、周囲の環境(温度や湿度など)によっても変化しますが、食品の基準値よりも十分に低い値を実現しています。