甲状腺がん進行は緩やか

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 甲状腺は「ヨウ素」を原材料として、新陳代謝を活性化する甲状腺ホルモンを作っています。甲状腺に関わる病気は数多くありますが、それらは大まかにホルモンのバランスが崩れてしまうものと、「できもの」ができてしまうものに分類されます。それぞれを診断するための検査は異なり、ホルモンバランスは採血、できものは触診や超音波(エコー)検査がまずは行われるのが普通です。

 「できもの」には良性と悪性があり、悪性の中の一つが「甲状腺がん」です。大量の放射性ヨウ素による被ばくによって、チェルノブイリ事故後に増えたと報告されたのは、さらにその「がん」の中の一つ、甲状腺乳頭がんと呼ばれるものです。一般的に他の「がん」に比べ、病気の進行は年の単位と非常に緩やかで、97%以上の20年生存率を見込み、治療成績も良好であることが知られています。