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もっと、果物を食卓に
「もうちょっと、やせたい」…そう思っていませんか?
でもそれは、太っていると病気になるという医学的な観点ですか? それとも、やせているほうが美しいという美容的な観点でしょうか? 老若男女こぞってダイエットを試み、やせていることが健康的という風潮です。そのため結果を急いで、ダイエットをするときに、極端に食事量を減らす方が多くなっています。
近年わが国の果物摂取量が、世界的に見て非常に少なくなってきているのをご存じですか? さまざまな理由はありますが、そのひとつに「ダイエット・やせたい」=「果物は甘くてカロリーが高いので食べない」と考える方が多いようです。果物は太る? 本当にそうでしょうか?
果物のカロリーは高い? 低い? その(1)
果物のカロリーを知っていますか? 100gあたり、イチゴ34kcal、桃40kcal、キウイフルーツ53kcal、リンゴ54kcal、ブドウ59kcalです。低カロリーといわれる野菜、例えばゴボウ100gあたり65kcal、西洋カボチャ91kcal、スイートコーン92kcal、ラッキョウ118kcal、枝豆135kcalです。果物のカロリーは低いことが、ご理解いただけましたか?
果物のカロリーは高い? 低い? その(2)
野菜は低カロリーなのでは…? はい、もちろんそうですね。それでも、100gあたり、パセリは44kcalで温州ミカン45kcalと、ニンジン、タマネギは37kcalとアンズ36kcalとほぼ同じカロリーです。
果物のカロリーは高い? 低い? その(3)
ちょっと待って! もっとカロリーの低い野菜があるはず! …その通りですね。
果物よりカロリーの低い100gあたり、30kcal以下の野菜には、シシトウガラシ27kcalや青ピーマン22kcalがあります。しかし、これらの野菜は、そのままではあまり食べず、油いためにすると、それぞれ60kcal、64kcalとなり、柿60kcalより高カロリーとなってしまいます。セロリも15kcalと低カロリーですが、マヨネーズ大さじ1杯15グラムのカロリーは100kcalくらいですので、サラダにすると高カロリーとなります。
朝の果物は金、夕の果物は銀
ビタミンCと食物繊維が豊富な果物類は、忙しい朝の強い味方です。生のまま食べられるので、手軽なうえ、ビタミンCも損なわれません。
一般に、体を動かして体熱を出すと、ビタミンCの消耗が激しくなります。ビタミンCは体内にはあまりストックがないので、朝食でとるのが理想的なのです。また、食物繊維は腸の運動を活発にし、消化を高めるので、この点でも朝十分に補給したいものです。夜になって果物をとると、体を冷やすので好ましくありません。朝、食べるのが一番なのです。
1日にどれだけ食べればいいの?
果物の摂取の目安としては、毎日、適量を欠かさずとるように心掛けましょう。主な供給栄養素はビタミンC、カリウムなどがあります。摂取量は、ミカン1個=リンゴ1/2個=柿1個=ナシ1/2個=ブドウ半房=桃1個を1日に2つ、約1日200gとりましょう。野菜と同様に果物ももっととりましょう。
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