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食中毒ってなに?
食中毒とは食品・添加物・器具・包装容器・厚生労働大臣が規定するおもちゃによって起こる病気です。
食品ってなに?
食品とはすべての飲食物で薬事法の規定する医薬品医薬部外品を除いたものです。つまり、食べ物のほか包丁やまな板、お皿や子どもが口に入れるおもちゃでさえ原因になりますが、同じ口に入るものでも薬の場合は食中毒とは言わないのです。意外でしょう。
食中毒の原因は何ですか?
細菌によるもの・ウイルスによるもの・化学物質によるもの・自然毒によるものなどがありますが、原因が不明の場合も多々あります。
食中毒はいつが多いの?
細菌によるものが夏に多く発生しています。しかしノロウイルスが検出されるようになってからは、ほかの季節も増えてきました。
夏場に多い細菌性食中毒を3つほど挙げてみましょう
◆サルモネラ属菌
感染型食中毒で代表的な菌で食中毒を引き起こすには1000個から10億個の菌が必要といわれています。卵、肉などが主な感染源ですが、ペット(鶏、犬、猫、ミドリガメなど)が菌を持っていることがあるので問題となっています。食べてから8時間から48時間で急性胃腸炎として発病します。ほとんどが1週間ほどで回復しますが、高齢者や子どもでは死亡する場合があるので注意が必要です。まれに健康保菌者もいるので二次感染も起こります。抗生剤が使用されますが、多剤耐性菌が多くなっていますので、分離菌の薬剤感受性を知る必要があります。予防は卵や肉の加熱調理、調理器具の汚染防止が重要です。
◆腸炎ビブリオ
海水中にいる細菌で、3%程度の食塩を含む培地で増殖する好塩菌で淡水では増えません。水温の上がった夏の海で増殖し、魚介類を汚染します。その汚染された魚介類を生食したり、二次汚染食品を食べることで、6時間から24時間で急性胃腸炎で発病します。一般に数日で回復します。予防は夏の魚介類は生で食べないことが原則です。生ものは低温保存し、食べるまで時間をおかないこと、食品や調理器具などの淡水による洗浄も大切です。
◆黄色ブドウ球菌
外毒素エンテロトキシンを産生する黄色ブドウ球菌により、食中毒が起こります。この毒素は耐熱性で100度に加熱しても有毒です。いったん黄色ブドウ球菌が繁殖して十分な毒素ができると、食べる前に加熱しても食中毒を防げません。食べてから30分から8時間で嘔吐が始まります。発熱はほとんどありません。持続時間が短く、回復も早いですが、ショックを起こすことがあります。対症療法しか治療がありません。予防は手洗いをよくし、調理から食べるまで時間をおかないことが大切です。
細菌性食中毒の予防の三原則は付けない・増やさない・殺すことです
食中毒の原因には自然毒と呼ばれるものがあります。発生する割合は少ないのですが死亡は意外と多く出ています。
植物性自然毒では毒キノコが有名です。国内に約40種の毒キノコがあるといわれています。消化器症状と神経症状を示すものの大きく2つに分けられます。どちらも死者がよく出ます。
動物性自然毒ではテトロドトキシンと呼ばれるフグ毒が有名です。海中の細菌が作った毒素をフグが体内に濃縮したもので、熱と乾燥に強い神経毒です。発病したら、呼吸を管理して、解毒を待つしかありません。
最後に食品の保存はよく洗い、冷蔵庫で低温保存し、加熱調理をすることです。どうしても保存する場合は乾燥保存にしましょう。
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