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   今月は「診察室」の拡大版として反響が高かったアンチエイジングを詳しくご紹介します。不健全な老化とは何か? その原因と対策とは? 星野俊一さんに分かりやすく解説していただきました。
  アンチエイジングのすべて |TOP|2|

特定・特別医療法人 福島厚生会
複合施設ホリスティカかまた
福島第一病院
理 事 長
ほしのしゅんいち
星野俊一さん
星野 俊一さん
◆伊達市霊山町生まれ。1965年福島県立医科大学大学院修了。南カリフォルニア大学に留学。県立医科大学の医学部心臓血管外科初代教授。同大学名誉教授。日本静脈学会会長。日本外科学会および日本胸部外科学会指導医。日本循環器学専門医など要職を務める。
【2】
老化を防ぐ工夫《その1》
 ◆適切な運動
 老化を防ぐその最も有効な手段は運動習慣と抗酸化物質の摂取です。筋肉の量は40歳ごろから1年で1%減るといわれています。上半身より下半身のほうが早く減少してきます。筋肉が衰えると、転びやすくなり、足や腰の骨折を起こし、寝たきりになることが健康寿命を短くする一番の原因となっています。適切な運動によっては90歳以上でも筋肉が増える報告もありますのであきらめるのはまだ早いです。

老化を防ぐ工夫《その2》
 ◆抗酸化物質の摂取
 老化を防ぐには抗酸化物質を体内に補給し、フリーラジカルを除去してしまうのがポイントです。抗酸化物質とはふだん食べている野菜や果物にも含まれている成分です。日常の食事に合わせて身体に適切なサプリメントとして抗酸化物質を摂取することも、老化を食い止めるのに役立ちます。
 サプリメントに関する情報は満ちあふれていますが、適切でないサプリメントもあり要注意です。不規則な食生活でファーストフードやインスタント食品を多くとっていると、ビタミンやミネラルなど抗酸化作用を持つ大切な栄養素が不足してきます。また、脂肪分の多い欧米型の食事は脂肪分が蓄積されやすく、体は酸化されやすくなってしまいます。近年増加している心筋梗塞や大腸がんはその表れともいえます。

「ホリスティカ かまた」の目指すもの
 ホリスティカかまたは、アンチエイジング医学の目標である`元気で長生きするaを実践するお手伝いをする新しい発想で設立されました。病気になってからの対策では仕事の面でも、経済面でも損な人生を送る羽目にもなりかねません。そのためには、まず現在の自分の体の環境を知り、対策を講ずることが必要です。現在の医学は一般検診や人間ドックで行う検査ではやらない健康状態のチェックも可能となりました。これがアンチエイジングドックです。ホリスティカかまたの目指すものの1つです。
 アンチエイジングドックには各種のコースがあります。メタボリックシンドローム対策用のドックもあります。アンチエイジングドックから得られたデータを医師、サプリメントアドバイザー、健康運動指導士、保健師がチームを組んで詳細に分析して、その結果についてコンサルタントを行うシステムを採っています。30歳を超えたら、だれでも自分の責任で自分に降りかかるエイジングの火の粉を自ら振り払う考えが必要です。

  ME&YOU11月号より
 



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