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【生活習慣病ＴＯＰ】

◇健　　　　康　　　　<2007.2.15>

	肥満をなくそう

	家族や気のあった友達と外食することは、ストレス発散や気分転換になります。外食は①脂肪が多くて、カロリーが多い②塩分が多い③極端に野菜が不足しやすい④糖質にかたよった食事になりやすい⑤コレステロールの多い食材が多いなどの問題点があります。そこで次のようなちょっとした工夫をしてみましょう。　食べる順序を変える　好きな肉や魚、ご飯などから食べはじめることが多いと思いますが、野菜や汁物から食べはじめるようにします。食物繊維は、ゆっくり食べることと同じような効果があり、食後の高血糖をおさえたり、中性脂肪の吸収も抑えます。野菜サラダには、ノンオイルのドレッシングか、レモン汁などをかけるようにします。　栄養バランスがよいか　食材の数が少ない一品料理や丼物（カツ丼、天丼、チャーハン、スパゲティミートソースなど）は栄養がかたよっています。ごはんなどを減らして、野菜の副菜を追加しましょう。洋食や中華料理よりも和定食（焼き魚定食や肉野菜定食など）はおすすめです。ラーメンやうどんなどは多種類の具の入ったものを選ぶようにします。　天ぷらやフライなどの揚げ物は、カロリー過多になりやすいので、衣は残すようにします。食材そのもののカロリーが高くなくとも、調理に油を多く使うとカロリーが多くなります。また肉の脂身や鶏皮などは注意が必要です。　時間がかかる料理選ぶ　食べはじめて、食物が消化され、満腹感を感じるまで約３０分かかります。太っている人は、早食いの傾向があり、この満腹感を得られる前に食事を終わってしまい、必要以上に食べ過ぎてしまいます。　少しでも食べるのに時間がかかる食材（たとえば骨付きの鶏肉、尾頭付きの魚、殻付きのエビなど）が入った料理を選ぶようにしましょう。（県医師会会員・武田尚寿医師）

　

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