「学生視点」で土湯に息吹を 温泉観光協会と福島学院大が協定

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協力して土湯温泉の観光復興に努めることを誓った渡辺会長(左)と小松学長

 「若旦那図鑑」が縁、料理や旅プラン企画

 土湯温泉の若旦那を特集し、全国的に注目を集めるフリーペーパー「若旦那図鑑」の企画やデザインを手掛けた福島学院大と同短期大学部、土湯温泉観光協会が9日、相互協力に関して協定を結んだ。若旦那図鑑の製作に加え、食物栄養科の学生によるご当地メニューや旅館で提供する料理の開発、福祉心理学科の学生による高齢者や障害者向けの旅行プランの企画などを進める。

 若旦那図鑑第5号の製作に携わっている短期大学部情報ビジネス科1年の石坂瑠一朗(りゅういちろう)さん(19)は「責任を感じるが、土湯温泉が全国的に有名になるように盛り上げていきたい」と意気込んだ。

 福島学院大はこれまで、協会のイベント運営に協力するなど、連携を重ねてきた。協定は学生の地域の課題解決力を高めたい同大と、まちなかのにぎわい創出に学生の柔軟な考えや大学の専門的知見を反映させたい協会の狙いが一致した。

 商工業、観光、教育の各分野に若者の視点を取り込み、震災後、観光客数が落ち込んでいる土湯温泉地区のにぎわい回復を目指す。同協会が大学と協定を結ぶのは初めて。

 協定の締結式は福島市で行われ、渡辺和裕会長と小松由美学長が協定書に署名した。渡辺会長は「高齢化が進む土湯温泉を新しい息吹が感じられる温泉地のモデル地区にする」、小松学長は「地域に愛情が持てる学生になるよう一緒に育ててほしい」と話した。

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