社民党福島県連、民進党との政策協定「白紙」 福島1・3区

 

 社民党県連は29日、福島市で三役会議を開き、民進党と新党「希望の党」との事実上の合流を見据え、民進党の立候補予定者と衆院福島1、3両区で結んでいた政策協定を白紙に戻す方針を決めた。民進党県連に近く意向を伝え、週明けにも協議の場を設ける。

 会議は非公開。終了後、佐藤龍彦副幹事長は「(白紙の方針について)満場一致で異論は出なかった。(希望の党が掲げる)安保や憲法の政策を抜きにして、その党の議員を支援することはあり得ない」と述べた。共産党との候補者のすみ分けについては「何も決まっていない。党本部の方針に沿って検討する」と述べた。