自民党福島県連が「選対本部開き」 5小選挙区勝利へ団結誓う

 
必勝を期し気勢を上げる関係者

 自民党県連は1日、福島市で衆院選の選挙対策本部開きを行い、県内5小選挙区での勝利と復興前進に向け団結を誓った。

 根本匠会長が「政党は政策理念の一致が必要で、政治家は政策という魂を売ってはいけない。全ての選挙区でわれわれが勝ち上がることが日本の未来を切り開き、福島の復興をさらに進めることになる」と決意。選対本部長の吉田栄光幹事長が「県民のため全身全霊をささげ、この選挙を勝ち抜いてほしい」と述べた。

 森雅子参院議員、杉山純一県議会議長、大橋信夫県農業者政治連盟委員長らが激励のあいさつ。立候補予定者の決意表明の後、必勝コールで士気を高めた。これに先立ち、福島市で必勝祈願祭を行った。

 組織体制など確認 支部長・幹事長会議

 自民党県連は1日、福島市で支部長・幹事長会議を開き、衆院選の組織体制や選挙対策を確認した。

 復興・創生、教育、子育て・健康・医療・福祉、農林水産業、雇用創出、再生可能エネルギー充実の6項目を柱とする公約の方針を示したほか、約140団体による友好支援団体と県連にそれぞれ設置する選対本部の体制を説明した。