民進系・立候補予定者、選挙戦へ動き加速 希望の党が公認発表

 

 衆院選に向けた希望の党の第1次公認候補が3日、発表された。本県関係の民進系立候補予定者の進路がほぼ決まり、各陣営は選挙戦に向けて動きを加速化させた。

 無所属での出馬の意思を表明した1区の金子恵美氏の選対幹部は「政治家としての信念を貫いた。一致団結して応援するだけ」と選挙戦に向けた準備に余念がない。

 希望の党公認となった2区の岡部光規氏の事務所関係者は「党は変わるが、重視する政策は変わらない」と揺るがぬ支援を示した。4区の小熊慎司氏の後援会幹部は「選挙の構図が鮮明になった。二大政党実現を目標に戦う」と気を引き締めた。5区の吉田泉氏の後援会幹部は「これで党名が書ける。運動にもエンジンがかかる」と準備に取り掛かった。

 態度を保留した3区の玄葉光一郎氏の後援会関係者は「政党にかかわらず本人を支持している。最終判断を待つだけ」と述べた。