福島3区・玄葉氏「無所属で出馬」 希望の党への公認申請せず

 

 衆院選で福島3区から出馬を予定している民進系前職の玄葉光一郎氏(53)は6日、須賀川市で開かれた地元支援者らとの会合で、希望の党への公認申請はせず、無所属で立候補する意向を表明した。

 玄葉氏は会見で、自身が希望の党との間で候補者調整を担った経緯を踏まえ「(民進系で)公認に漏れた方々の立場を考えた時、非常に心苦しい」と述べ、無所属を選ぶ理由を説明した。

 選挙後、希望の党に合流する可能性については「基本はそういうことになると思うが、虚心坦懐(たんかい)に考えたい」と述べた。

 福島3区には、他に自民党新人の上杉謙太郎氏(42)と、共産党新人の橋本健二氏(69)が立候補を予定している。