「政権担う受け皿」玄葉氏が合流経緯 県連版の公約を発表

 
必勝を期してガンバロー三唱する関係者

 民進党県連の衆院選総合選対本部役員会議は7日、福島市で開かれ、希望の党との公認調整に当たってきた玄葉光一郎県連代表が、合流に至った経緯について「政権を担う受け皿になるための一つの決断。日本の政治を良くするための一つのプロセスだと理解してほしい」と説明した。

 その上で玄葉氏は「今回の決断を成功に導きたい。そのために(県内5小選挙区に擁立した民進系の)5人の候補者全員を当選させたい」と決意を語った。

 選対本部長の瓜生信一郎副代表があいさつ、渡部恒三最高顧問が「日本中が福島県の情勢に注目している。県連の力で安倍政権に退陣を迫ろう」と結束を呼び掛けた。

 会議では、党県連に所属する候補者5人が希望の党公認、無所属を問わずに共通して訴える政策として、県連版公約を発表した。

 公約は復興・創生の実現、県内原発の全基廃炉など八つの柱で構成されている。