「期日前投票」13市で29万2095人 福島県・全市で前回を上回る

 

 衆院選は21日、期日前投票が終了した。福島民友新聞社のまとめによると、福島県内59市町村のうち13市では同日までに、2014(平成26)年の前回衆院選の同時期より10万7282人多い29万2095人が投票し、全ての市で前回を上回った。

 投票者数が最も多かったのは郡山市で6万434人(前回比1万9516人増)、次いで福島市の5万6985人(同1万9120人増)だった。最も投票者数が伸びたのは相馬市で、前回(3479人)の約2.3倍となる8098人だった。

 県選管は21日、20日現在の59市町村の期日前投票者数を発表した。これまで27万6675人が投票し、前回の約1.43倍(8万3721人増)となった。全有権者に占める割合は17%で、前回衆院選の最終的な期日前投票者数(25万1386人、全有権者の15.62%)を上回った。

 市町村別では、郡山市の4万4233人が最多で、福島市の4万1440人、いわき市の4万1101人と続いた。また不在者投票は、20日までに各選管に届いた不在者投票が1万600件。投票用紙は1万4332件が交付されている。