いわきドリームチャレンジ・いわきFC戦など、収益一部市基金へ

 
震災遺児等支援事業基金に寄付した(右から)大倉社長、今手専務、岩城実行委員長

 スポーツを通じた復興などを目的に、いわき市で8月開かれた「いわきドリームチャレンジ2016」の実行委員会は31日、同市東日本大震災遺児等支援事業基金に50万円を寄付した。

 イベントは、いわき商工会議所などでつくる実行委が主催し、サッカーJリーグ参入を目指す「いわきFC」の親会社で米国スポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」の日本総代理店「ドーム」が特別協賛。市制施行50周年記念連携事業として初めて企画され、いわきFCとFC東京(J1)の試合などが行われた。延べ3000人が来場し、参加費など収益の一部を寄付金に充てた。

 贈呈式にはいわきFC顧問の岩城光英実行委員長、今手義明ドーム専務、いわきFCを運営する大倉智いわきスポーツクラブ社長らが出席。岩城実行委員長が清水敏男市長に目録を手渡した。今手専務は「いわきドリームチャレンジは、いわきFCの理念『スポーツを通じて、いわき市を東北一の都市にする』に向けての第一歩。来年以降も開催したい」と話した。