「来季さらに攻撃的に」 いわきスポーツクラブ・大倉社長ら抱負

 
チームの集合写真を手に来年の抱負を語る(右から)大倉社長、板倉、植田両選手、中村ジェネラルマネージャー

 Jリーグ参入を目指すいわきFCを運営する、いわきスポーツクラブの大倉智社長と、チームの板倉直紀、植田裕史両選手は13日、年末あいさつのため福島民友新聞社を訪れ「来年はさらに走力を生かしたアグレッシブ(攻撃的)なサッカーを目指したい」と抱負を述べた。

 本格的な活動開始から1年目の今年は、所属する県社会人リーグ2部で全勝優勝を飾り、全国クラブチーム選手権大会でも頂点に立った。しかし、日本フットボールリーグ(JFL)昇格につながる全国社会人選手権大会では惜しくも準々決勝で敗れた。来シーズンは県社会人リーグ1部を主戦場にJFL昇格を目指す。

 11月にはいわき市にチームの練習拠点となる人工芝のサッカー場「いわきFCフィールド」が完成した。大倉社長は「監督は代わるが、新しい選手が入り、新たな競争も始まる。来年もしっかりと戦っていきたい」と述べた。板倉選手は「いわき市から福島を盛り上げられるよう出場する大会で全て優勝を狙いたい」、植田選手は「注目をもっと集めるためにも結果を出したい。まずは天皇杯で県代表の座を勝ち取る」と語った。

 中村健太ジェネラルマネージャー、木村秀禎営業・マーケティング本部営業部長、岩清水銀士朗ブランドマーケティング部チームリーダーが同行した。