【コラム】WALK TO THE DREAM-5 正月の「選手権」は特別

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 いわきスポーツクラブ・大倉智社長

 ◆全国高校サッカー

 明けましておめでとうございます。今年もいわきFCの展望、サッカーへの提言などを熱く語ります。

 サッカー界で正月と言えば、元日の「天皇杯決勝」を連想するファンが多いと思うが、僕は「全国高校サッカー選手権大会」にも強い思い入れがある。

 暁星高(東京都)の時に2年、3年と2年連続で選手権に出場。成績は両年ともに長崎県代表の国見高に敗退した。国体では、高校2年の時に1学年上の北沢豪さん(元東京ヴェルディ)らと東京代表で出場、全国優勝を果たしたが、僕にとっては正月の「選手権」はやはり特別だった。Jリーグがない時代に、決勝には5万人もの人々が国立競技場に集まり、大声援を送る特別な舞台。そこはサッカー少年たちのあこがれで、そこに出るためにみんながサッカーをやっていた時代だった。

 今回の選手権で本県代表の尚志高は2回戦で敗れたが、いわきFCに新加入するGK堀江亮博君やMF高橋大河君ら選手の活躍は県民に多くの感動を与えた。

 いわきFCは堀江、高橋両選手のほかにも、駒大や早大、帝京高など強豪大、強豪高から有望選手を獲得することができた。「魂の息吹くフットボール」が実現できる選手をスカウティングしたと思っている。昨シーズンは主力組とサブ組の差があった。しかし、新たなシーズンは、現在の主力選手と同等、またはそれ以上の力のある選手が入ってくることで主力選手もうかうかできなくなる。

 ここから本当の競争が始まり、個人のレベルが上がることで、チーム力も向上する。既存の選手はライバルが入ることに不安も覚えるが、新加入選手の存在で新鮮味が加わる。1、2カ月後には成熟していく。

 今年のいわきFCの活躍に期待してください。

おおくら・さとし 川崎市出身。早大商学部卒。現役時はJリーグの柏レイソルやジュビロ磐田などでFWで活躍。引退後はセレッソ大阪チーム統括ディレクター、湘南ベルマーレGM、社長などを歴任し、一昨年12月から現職。47歳。

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