いわきFC練習再開 激戦から一夜、「経験上積みしていく」

 
ランニングなど軽めの調整で体を動かしたフル出場メンバー=13日、いわき市・いわきFCフィールド

 静岡市で12日行われたサッカー第97回天皇杯全日本選手権3回戦で清水エスパルスに惜敗した本県代表のいわきFC(県社会人リーグ1部)は13日、いわき市常磐上湯長谷町のいわきFCフィールドで練習を再開した。

 選手は12日夜のうちに静岡市・IAIスタジアム日本平を出ていわき市に戻り、13日午前にグラウンドに集合。フル出場した選手はランニングなどの軽めの調整を行い、ほかの選手は通常メニューで体を動かした。

 田村雄三監督は「闘うサッカーができたし、全体を通して悪くなかった。ただ、負けは負け。この経験を上積みしていく」と話した。

 ゲームキャプテンを務めたGK坂田大樹は「1点の重みを改めて感じた。これからが重要」と話した。

 いわきFCは15日に同フィールドで全日本大学選抜と対戦、29日からは青森県で開かれる全国社会人選手権東北大会に本県代表として出場する。