いわきFC「もっと強くなる」 全国社会人サッカー2回戦敗退

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全国社会人選手権大会2回戦で敗退し、肩を落として引き揚げるいわきFCの選手ら=15日、テクノポート福井スタジアム

 相手がPKを成功させた瞬間、いわきFCは今季最大の目標とした「飛び級」での日本フットボールリーグ(JFL)参入への挑戦を終えた。福井県で15日に行われたサッカーの第53回全国社会人選手権大会(全社)2回戦。「もっと強くなる」。選手たちは約1年前の雪辱を掲げた中での敗戦をしっかりと胸に刻んだ。

 「個人の能力は負けていなかったが、チームとしての総合力、経験値が足りなかった」。いわきFCの田村雄三監督(34)は敗因をこう語った。体の強さが武器のいわきは、これまでの試合で球際の競り合いに勝ち、試合を優位に進めてきた。だが、2回戦の相手アミティエSC京都(関西代表)との試合で、競り合いは互角。さらに相手にボールを持たれる時間も長かった。観戦した花田邦城NPO法人いわきサッカー協会長(68)は「(相手の)ボールに対する寄せが速く、チャンスをつぶされた場面があった」と分析した。

 複数のサッカー関係者によると、来年の全社はJFL昇格を懸けた大会への出場権がなくなる可能性があるという。そうなれば、JFL参入に向けて各カテゴリーのリーグ戦を勝ち上がっていく必要がある。道のりは長くなるが、試合会場に駆け付けたいわき市の自営業男性(55)が「いつかこの悔しさに感謝できる日ができるよう、これからも応援していく」と話すように、サポーターはいわきの力になり続ける。

 清水敏男いわき市長は「負けてしまったが、次に向けて再スタートを切ってほしい」と話した。「スポーツによる人・まちづくり推進協議会」の小野栄重会長(いわき商工会議所会頭)は「敗戦と悔しさを糧に挑戦し続けてほしい」とエール送った。

 いわき市のいわきFCパーク内「レッド&ブルーカフェ」では、前日の1回戦に続き、パブリックビューイングが行われた。

 「のぼり旗」選手を後押し

 いわきFCの2回戦の試合会場では、いわきのオフィシャルパートナーの福島民友新聞社が製作した応援のぼり旗=写真=が掲げられ、選手の戦いを後押しした。

 のぼり旗は、いわきを運営する「いわきスポーツクラブ」と連携して人・まちづくりを目指す「スポーツによる人・まちづくり推進協議会」(いわき商工会議所など70団体が加盟)が発足した11日に、福島民友新聞社が同協議会に寄贈した。

 試合会場で初めての設置で、今後、いわき市の駅や商店街などでも掲げられる。

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