新シーズンへいわきFC『闘志』 天皇杯県予選・4月8日開幕

 
新シーズンに向けて闘志を燃やす(左から)大倉社長、岩清水チームリーダー、菊池選手、片山選手、中村GM、木村部長

 サッカーJリーグ参入を目指すいわきFCを運営する、いわきスポーツクラブの大倉智社長と、いわきFCの菊池将太、片山紳の両選手は26日、福島民友新聞社を訪れ、4月8日に開幕する天皇杯県予選に向け、「連覇を目指す」と意気込みを語った。

 クラブ創設3年目の今季は東北社会人リーグ2部に挑む。4月中旬にリーグ戦がスタートする。支援体制も充実し、2月現在のパートナー企業は40社、昨年末現在のファンクラブ会員も970人に拡大した。大倉社長は「この1年で積み上げてきたことを形にしていく。選手はもちろん、それを支える組織の充実も図りたい」とさらなる飛躍を誓う。

 今季は、米ハワイ州で開催された国際大会「パシフィックリム・カップ」にも出場。菊池選手は「けがで出遅れているが、早く復帰したい。天皇杯県予選を連覇し、全国にインパクトを与えたい」と抱負を述べ、片山選手も「自信を持って自分たちのサッカーを見せ、(天皇杯本戦でJ1札幌を破った)昨年の力が本物だったということを示したい」と自信をのぞかせた。

 中村健太ジェネラルマネジャー(GM)、木村秀禎営業本部部長、岩清水銀士朗ブランドマーケティング部チームリーダーが同行した。