いわきに『合宿誘致』でにぎわいを! いわきFCパーク整備へ

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敷地内に合宿所などが建設される見込みとなった「いわきFCパーク」

 将来のサッカーJリーグ参入を目指すいわきFCを運営するいわきスポーツクラブといわき市は、サッカーをはじめとしたスポーツ団体の合宿誘致を通した「スポーツツーリズム」の取り組みを本格化させる。同FCの拠点施設「いわきFCパーク」を核に誘致を進め、地域のにぎわい創出や経済活性化を目指す。

 同社は「いわきFCパーク」敷地内に、新たに合宿所やスポーツに特化したクリニックを整備する方針。合宿所はトレーニングルームなども備える「(仮称)アスリートステーション」として建設され、詳細は未定だが、アスリート向けの食事を提供する食堂なども計画している。食堂ではいわき産食材を使った料理の提供も検討しているという。

 また、合宿所とともにスポーツに特化したクリニックを設け、全国でも先進的なスポーツと医療が一体となったスポーツツーリズムの仕組みの構築につなげたい考えだ。合宿者にはいわきFCが取り組む最新鋭のトレーニングメニューを提供し他地域との差別化を図り、合宿地としての知名度アップを狙う。

 市は同施設を合宿誘致の目玉と位置付け、施設の機能強化などを支援する方針で、31日に発表した6月議会提出予定の一般会計補正予算案に、「スポーツを軸とした地域創生推進事業」として8500万円を計上。国から交付を受けた地方創生推進交付金を活用し、同社を支援する方針で、市内の新舞子フットボール場やJヴィレッジ(楢葉、広野町)の活用も視野に、県外のスポーツチームの合宿などの誘致に取り組む。市の担当者は「『いわきの合宿はすごいぞ』と思ってもらえれば」と思い描く。

 施設の周辺には湯本温泉街もあり、合宿誘致が本格化すれば将来的な観光客の増加も見込まれる。温泉街で旅館業を営む男性(62)は「まだ風評被害が残り宿泊客が伸び悩む中で歓迎すべき話。ぜひ進めてほしい」と波及効果に期待を寄せた。いわきスポーツクラブの担当者も「市内の交流人口が増加し、いわきの食材や温泉など、ブランド価値上昇に貢献できれば」などと展望を語った。

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