【コラム】WALK TO THE DREAM-29 いわきFCパーク1周年

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 いわきスポーツクラブ・大倉智社長

 ◆何度でも楽しめる場に

 いわきFCパークが7月15日に1周年を迎えた。当初想定していた年間22万人を上回る37万人の来場者に来ていただいた。非常にいい滑り出しだと思っている。いわきFCという存在が徐々に認知され、いわきFCパークを活性化しているというのは間違いない。

 商業施設を併設したクラブハウスを一スポーツチームが運営する初めての試みは手探りだったが、知識もついてきたし、この施設をこれからどうアクティベートしていくか、具体的に考えている。会員はじめ多くの人に感謝を込めたキャンペーンも好評だった。

 スポーツビジネスからみても、ファシリティー(施設)を自前で持つ、もしくは運営権を持つということが成功のポイントで、このパークを通じて勉強させてもらっている。運営しながら自分なりに考えて実践できることが最大の強みだ。

 一方で苦戦している部分も見えてきた。本質的なサービスという部分で改善すべきところはしていかなければならない。現場の店長たちとコミュニケーションを取りながらよりよいサービスを提供して、来場者が飽きないような工夫をしていきたいと思う。

 そういった意味では西芳照さんとの出会いも一つ。期間限定でオープンした店は、連日行列のできる店になった。各店舗で新メニューの開発など新しいことをどんどんやっていきたい。

 平日の人出とかアクセスの問題とか、土曜日の午前中より日曜日の方が多いとか、いわきならでは、福島ならではの特徴を今後の運営につなげていきたい。

 改めて、これまで来場いただいた皆さんには感謝しかない。この空間を飽きのこない、何度来ても楽しめる場所にしていきたい。引き続き努力をしていくので、繰り返し多くの方に来場いただきたい。

おおくら・さとし 川崎市出身。早大商学部卒。現役時はJリーグの柏レイソルやジュビロ磐田などでFWで活躍。引退後はセレッソ大阪チーム統括ディレクター、湘南ベルマーレGM、社長などを歴任し、一昨年12月から現職。49歳。