観客数1万5000人以上軸 いわき市スタジアム整備調査

 

 いわき市は11日、サッカーいわきFCのホームスタジアム整備実現に向けた事業可能性調査の中で、スタジアム規模をJ1公式戦が開催可能となる観客数1万5000人以上を軸に調査を進めていることを明かした。9月議会一般質問で市側が答弁した。

 市は、いわきFCの将来的なJリーグ入りを念頭に、スタジアム整備の実現可能性を調査している。J1参入には、1万5000人以上が収容できるホームスタジアムがあることが一つの条件となっている。

 市は地域創生推進事業の一つとして、いわきFCを運営するいわきスポーツクラブと連携し、スタジアムを中心とするまちづくりを模索している。「地域未来投資促進法」に基づき、市が作成したスタジアム整備を踏まえたまちづくりの基本計画が昨年12月に国の同意を得たため、本年度から専門事業者に調査を委託。スタジアムの規模をはじめ、整備主体や手法、立地条件、機能などを含めたスタジアムの在り方や設置の可否について調べている。