『一山一家』...いわきFC応援へタッグ サポーター連絡協設立

 
クラブの活動を応援しようと設立されたいわきFCサポーター団体連絡協議会=31日、いわき市

 今季から東北社会人リーグ1部で戦うサッカーのいわきFCの応援人口を拡大しようと、サポーター有志でつくる「いわきFCサポーター団体連絡協議会」が31日、設立された。いわき市で同日、設立総会が開かれ、出席者が一丸となった活動を誓った。

 同協議会の愛称は常磐炭鉱にちなんだ「一山一家」で、いわきFCのサポーター4団体で構成。今後は組織拡大を図り、4月の同リーグ開幕前には公式サイトを開設する予定。

 会には応援や広報発信などの専門組織を設け、会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信に力を入れる。また、いわきFCを運営するいわきスポーツクラブに市民から寄せられた意見や要望を伝達し、市民とクラブの橋渡しを担う。

 総会には約30人が出席。初代会長に同市の野田昇さん(57)を選んだほか、事業計画を承認した。野田会長は「クラブと共に市民も歩みを進めたい」と話した。

 同協議会は、いわきFCを応援したい3人以上の団体の加盟を募っている。今季の会費は無料。