【いわきFC・JFLへの道】「一流の肉体」食事から データ管理し選手ごとに助言

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いわきFCステーションで食事する選手たち。メニューは日替わりで、選手からは「食事を楽しみながら体づくりができる」と好評だ

 いわきFCは、プレーを分析し強化につなげるアナリストや栄養士を専属とするなど、練習・育成環境をさらに強化した。「勝ち続ける」という重要課題に向けた取り組みだ。2月に開所したいわきFCステーションでは、選手の栄養面の充実を目指し、最新のスポーツ栄養学に基づいた食事を提供。Jリーグチームと比較しても遜色ない環境整備が進んでいる。

 ステーションでは、激しい練習後は摂取カロリーを増やす、体づくりの期間はタンパク質を増やすなど、専属栄養士が練習の強度や時期に応じたメニューを考案している。料理は日替わりで、食事に飽きることなく理想的な栄養を取れる。

 栄養士は選手の食事中も付き添い、毎月行う血液検査のデータなどを基に各選手の栄養指導を行う。摂取カロリーなど一人一人の栄養状態を管理し、能力を最大限に引き出す手助けをする。所属3年目の主将のMF平沢俊輔(25)は「質の高い食事が取れる。食事を楽しみながら体づくりに励める環境」と話す。

 チームは2月末から約4週間、筋力トレーニングなどを増やす「鍛錬期」を過ごしたが、監督の田村雄三(36)は「例年よりも選手の筋肉量が平均的に増加した」と手応えを感じている。筋肉量が増えれば、競り合っても倒れない強い体の獲得が見込める。

 「開幕を迎える基礎はできた。力を発揮できるよう調整したい」と田村。成長を続ける環境は整った。