いわきスポーツクとサッカー協、サッカー人材育成「連携協定」

 
協定書を交わす大倉社長(左から2人目)と四家会長(同3人目)ら

 サッカーのいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは19日、NPO法人いわきサッカー協会と「サッカーを通じた人材育成に関する連携協定」を締結した。同協会と共同で健康づくりのイベント、サッカー選手や指導者向けの体験会・講習会などを通じ、同クラブの考える全員が成長できる育成理念を浸透させ、スポーツ人口の拡大と健康づくり推進につなげていく。

 協定では、同協会に加盟するいわき市内の小学生を対象にいわきスポーツアスレチックアカデミーの体験会を開くほか、指導者の資質向上を目指した人材育成の講習会を催す。また、市民の健康づくりに同クラブの設備を活用する。

 同市のいわきFCステーションで同日、協定に関する記者会見が開かれた。同クラブの大倉智社長が「指導者や子どもの育成に取り組みたい」、同協会の四家孝幸会長は「優秀な選手の輩出につなげたい」と話した。また、同協会はいわきFCに天皇杯本戦出場の激励金3万円を贈呈した。