いわきFC応援歌完成 学生らワークショップ、7月の試合で披露

 
いわきFCの魅力、サポーターの思いを音にしてオリジナルチャントを考えたワークショップ

 福島の魅力を香りで表現し発信することで復興支援につなげる「ふくしま香LINK(カオリンク)プログラム」は8日、いわき市のいわきFCステーションで行われ、県内外の高校生や大学生がいわきFCサポーターの思いを音や香りで表現し応援歌を作るワークショップに取り組んだ。

 企業や自治体を象徴する香りを作り出す事業などを手掛けている「Air Aroma Japan(エアアロマジャパン)」(東京都)の主催。

 福島県出身者ら県内外の若い世代が作り上げる「美しい福島」をイメージする香りで風評払拭(ふっしょく)などにつなげようと活動しており、本年度は下郷町、福島市に次いで3カ所目の開催となった。

 今回は、いわきFCサポーターの感情や思いを音で表現しようと、約10人が同ステーションを訪問し、サポーター有志と交流した。

 参加者は、サポーターを引き付けるいわきFCの魅力を聞き出しながらイメージされる音を探し、サポーターと一緒にオリジナルの応援歌の「チャント」3曲を考えた。完成した応援チャントは7月の試合で、参加者と一緒に披露される予定。