【動画】復興への歩み空撮 11日で東日本大震災から「1年」

 

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 東日本大震災の発生から1年となる11日が近づく。福島民友新聞社は29日までに、復興へ歩み始めた被災地の現状をヘリコプターで上空から撮影した。

 巨大な津波に襲われた沿岸部のがれきは撤去が進んで、仮置き場に山積みとなったまま処理の時を待っている。

 堤防が決壊した相馬市の大洲海岸には仮設の堤防が完成。松川浦には流失したノリ棚が少しずつ戻り、復興が確実に進んでいることを感じさせた。

 東京電力福島第1原発事故が暗い影を落とす中、帰村宣言を行った川内村では所々で除染活動が進み、原発収束作業の拠点となっているJヴィレッジ(楢葉、広野町)では、作業員用の仮設住宅がグラウンドを埋めていた。