【動画】福島に贈る「興」の文字 清水寺・森清範貫主が揮毫

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 その年の世相を反映した「今年の漢字」を揮毫(きごう)することで知られる京都・清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)は6日、郡山市のうすい百貨店で開かれている福島民友新聞創刊120周年記念事業「今年の漢字展」を訪れ、「福島の漢字」に選考された、復興を意味する「興」の文字を揮毫した。同展最終日の9日まで、会場に展示される。

 福島の漢字には、県内から寄せられた約150点の応募の中で最も多かった文字が選ばれた。約150人の来場者が静かに見守る中、森貫主が縦横約1.3メートルの和紙に、流れるような筆致で「興」の文字を書き上げた。

 続いて、森貫主は「心に花を咲かそう」の題で講演した。この中で森貫主は、命には生物学的な「見える命」と宗教学的な「見えない命」があると説明し、「呼吸にしても食料にしても、私たちの見える命は、見えない命の支えがなければ生きてはいけない。宇宙総掛かりで、私たちは生かされていることに感謝している」などと語った。

 また、「生物は命でつながっている」とも述べ、「我(が)」を主張しすぎず、互いに敬い、尊重し、手を握り合うことの大切さを強調した。