桃の新品種「ゆめかおり」 伊達の高橋もも園が登録
伊達市月舘の高橋もも園(高橋忠吉代表)は桃の新品種「ゆめかおり」を開発、8日までに種苗法に基づく品種登録を完了した。
ゆめかおりは西野白桃の自然交雑実生から選抜育成した品種。成熟期が10月上旬と桃の中では最も遅い極晩成で、本県の主力品種あかつきに比べ約2カ月遅い。サイズは「極大玉」に分類され普通の桃の2倍近い。
日持ちはよく、糖度は16度以上になり、高橋代表は「味覚は最もおいしいといわれている『ゆうぞら』に匹敵する」と言う。
品種名は、高橋代表の妻の名前「ゆめ」と、桃の特徴である香りを合わせ命名した。高橋代表は「将来、海外に輸出できる品種になるのでは」と話している。
県農林水産部は「極晩成で糖度も高く極上の味。あかつきなどの主力品種を補完する品種として期待している」と評価。桃の産地を抱えるJA伊達みらいは「軟らかくなった桃は出荷できないが、日持ちがよければ販売しやすい。農業を支える高齢者への負担も減るのでは、と期待して見守っている」としている。
(2008年5月9日 福島民友ニュース) |